平成28年、介護離職ゼロの矢

2017年10月

自分も若いとは言えない年齢になりました。
介護とは、自分にも学習が必要になってきそうです。
雇用継続も現実の社会問題に、介護離職の受入れ・支援する準備は自分も始めたく思います。

掲題の介護離職ゼロの矢とは、三本の矢の、あれです。
ニッポン一億総活躍プランの審議、平成28年6月2日の第9回で閣議決定。
(以下、厚生労働省議事より部分引用ながら)

「名目GDP600兆円」「希望出生率1.8」「介護離職ゼロ」
新たな三本の矢という、誰もが活躍できる社会へと変えるプランが審議されています。
第一の矢は、働き方改革による生産性の向上と労働力の確保も、
第二の矢は、我国の根源的課題となる、人口減少問題への環境整備も、
第三の矢は、安心の社会保障への現役世代への改革が含まれています。

統計では年間の介護離職者は10万人を超えるとの事。
離職を期に、高齢者と現役世代が共倒れする指摘もされている。
もうすぐ団塊の世代が70歳を超え、日本の大黒柱、団塊ジュニア世代の大量離職は国内経済が成り立たないとも。
介護が必要となった時でも介護をしながら仕事を続けることができる改革、現役世代への安心を描いています。

多様な人の労働参加による生産性向上による経済を強くする。
成長と分配の好循環を目的とし、労働参加を拡大し、潜在成長率の底上げを図ること。

  1. 成長と分配の好循環メカニズムに提示
  2. 働き方改革
  3. 子育ての環境整備
  4. 介護の環境整備
  5. すべての子供が希望する教育が受けられる環境整備
  6. 「希望出生率1.8」に向けたその他取組
  7. 「介護離職ゼロ」に向けたその他取組
  8. 「戦後最大の名目GDP600兆円」に向けた取組

実現に向けた最大のチャレンジは働き方改革である。とも。

雇用形態に関わらない均等・均衡待遇、同一労働同一賃金へ。に期待ながら。

 

介護離職ゼロの実現
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/pdf/plan5.pdf

 

シマムラ社労士事務所 嶋村徹

 

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