平成28年、一億総活躍社会へ

2016年10月
「ニッポン一億総活躍プラン」を策定、平成28年6月2日の第9回で閣議決定

平成27年10月29日に第1回が開催され、第9回で閣議決定されています。
女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、障害や難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる、全員参加型の社会を。が、プランの内容。

少子高齢化に歯止めをかけ、50年後も人口1億人を維持し、家庭・職場・地域で誰もが活躍できる社会を目指すという。
確かに我国にも少子高齢化という構造的問題が表面化してきた現在。

世界経済の下方リスク、景気悪化、需要低迷などの見通しの本年があり、我国の出生率は低下し、高齢化率は上昇しました。
我国の総人口は平成20年を境に減少局面に入ったといわれています。
こうした少子高齢化の進行が、労働供給の減少のみならず、将来の経済規模の縮小、生活水準の低下を招き、経済の持続可能性を危うくするという評価も。
将来に対する不安や悲観へとつながっている。とも。

我国には潜在力を秘めた女性や高齢者、意欲や知恵を持つ方がたくさんおられるようです。

具体的には、同時に発表したアベノミクスの新しい「3本の矢」を軸に、経済成長、子育て支援、安定した社会保障の実現を目指している。

少子高齢化の流れに歯止めをかけ、誰もが生きがいを感じる社会を創る。

  • 一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会
  • 強い経済の実現に向けた取組を通じて得られる成長の果実によって、子育て支援や社会保障の基盤を強化し、それが更に経済を強くするという、成長と分配の好循環を生み出していく新たな経済社会システム

人生は十人十色であり、価値観は人それぞれである。とも。

一億総活躍社会は、女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、障害や難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる、いわば全員参加型の社会である。

以上、厚生労働省HP資料より引用ながら、

 

平成27年11月12日資料:一億総活躍社会の実現に向けた厚生労働省の考え方
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000104030.pdf

 

何とも希望が持てる社会が期待したくなります。
現世代間を超えても、人生は十人十色であり、価値観は人それぞれ。
ですが、どの世代に生きる日本人でも、自分の子には負担掛けたくないものです。
政府に頼りますか。事業主から、または、個で準備を始めますか。

 

シマムラ社労士事務所 嶋村徹